元々PS/2デバイスを使おうとしていたものの、新品からしばらくUSBのマウスやキーボードを挿して使っていると、PS/2を新たに接続して再起動しても全く機能しない場合があります。
これは初期状態からUSBを使っていたため、OS上で自動的にPS/2を”使用しない”と設定されているために起こります。
その場合は以下の操作で回復させてください。
まず、USBにてOS起動、アクセサリ－コマンドプロンプトを起動、以下のコマンドを起動、
「enable i8042prt SERVICE_SYSTEM_START」
「exit」
シャットダウンしてUSBを抜き、PS/2を接続する
OS起動

通常、画面のちらつきはLCDディスプレイ独特のオートアジャスト機能で起動画面（Windowsのロゴ画面」）時に調整がかかる場合など一時的なことがほとんどで異常ではありません。
しかし稀にWindows稼動中でも画面がちらついてしまう場合があります。その原因としてはいろいろありますがLCDディスプレイ自体の故障、また、Windows、OSとしては解像度のディスプレイ範囲外設定、リフレッシュレートの不適合、ディスプレイケーブルの接触不良、断線、ビデオカードのドライバ未インストール、またはベータ版ドライバなどがあります。原因はどこにひそんでいてもおかしくおりません。これらの事項を参考に検証してみましょう。

Windowsは昔からそうですが、電源投入後必ず「～～♪」と効果音が流れます。購入したての新品の場合は特に大きな音である場合があります。しかも音量の調整を知らないといつもいつもこの音に悩まされることすらあります。この場合は、スタートボタン‐コントロールパネル‐サウンドとオーディオデバイスから、"サウンド"タブ内「サウンド設定」プルダウンメニュー、"標準の組み合わせ"から"サウンドなし"へ変更、保存するか聞いてきますが"キャンセル"、"適用"でOKです。これでわずらわしい効果音から開放されます。

WindowsXPにて"縮小版表示"にすると、サムネイル画像だけが表示され、ファイル名が表示されないことがあります。Shift キーを押しながら縮小版表示のフォルダを開くとファイル名を非表示にできる機能のためで、表示したい場合はもういちど Shift キーを押しながら開いてください。

プリンタの選択の際に少なからず迷ってしまうのがインクの"種類"かもしれない。
えっ、種類なんてあったの？という方もおられることだろう。
そういう方はまだ平和だ。印刷の画質や品質に困っていないからだ。
しかし、インクジェットプリンタで印刷すると場合によっては期待通りに印刷できず「おかしいな...」
ということになる。
それはプリンタの性能というよりもインクの質に影響する場合が多い。
インクジェットプリンタのカートリッジは2種類ある。それで以下に"染料系"と呼ばれるインクと"顔料系"と呼ばれるインクの違いをまとめてみよう。

＊染料系＊
"染料"とあるとおり紙面を"染める"ことで透明感のある画を表現できるインクです。紙に染み込むという性質上、十分乾燥してから保存しなければならず、紙が薄いと波打つ場合もあります。保存期間も顔料系と比べて短く、色あせしやすいのが難点です。

＊顔料系＊
"顔料"とは、サラサラした染料のようなインクではなく、もっと粒子の粗い、例えるなら水彩よりも油絵の性質に近い特徴を持ちます。それゆえ、溶剤と完全に混ざり合ってはいないために、紙の表面に"着地"すると、あまり染み込まずに固体の部分はそのまま固まります。一般に発色が良く、にじみにくい、日持ちするといわれます。しかし、発色が良いということは元の画にかかわらず、乾くとどぎつい色合いになっている場合があり、表現力は染料系にはかないません。

以上が相違点となる。ではどのプリンタメーカーがいいのか...ということになる。２大メーカーを例に挙げると基本EPSONは顔料系が主体、Canonは染料系が得意分野だ。しかしどちらも顔料と染料の性質を精緻に吟味して、メーカー色を出しながら自然な色合いとなるようにうまく組み合わせて使っている。あとは各社が出す特色を自分で吟味して、自分のフィーリングに合ったプリンタを選んでいただきたい。

なにもしていないにもかかわらず、「般」や「A」などの表示が消えていたり、必要なときに表示されていないなどのトラブルがあります。小さいことですが初めての方や、あまりよくわからない方は戸惑うようです。
いくつか原因がありますが、ここでは代表的なものをご紹介しましょう。
・ツールバーが非表示設定に変更されている。もしくはエラーなどの原因で強制的にそうなっている。
一番ありがちなものです。この場合はコントロールパネルより地域と言語のオプションから「言語」タブ、テキストサービスと入力言語、詳細をクリック、「設定」のタブ　「インストールされているサービス」の項目の中で対象のサービスの「プロバティ」からツールバーに関する設定をONにしてください。壊れていない限り復活するはずです。
・IME自体が壊れている。
これはIME、日本語セットプログラム自体が壊れている場合です。この場合はOfficeのインストーラからか、MicrosoftホームページのIMEからダウンロード、再適用してみましょう。
・画面の外へ隠れてしまっている。
2画面（デュアルディスプレイ）での仕様にてよくあります。どこか広く見渡してみましょう。以外な場所にあるかも？

パソコンには必須部品、ハードディスク。大容量でどこからでもランダムに読み書き消去可能な高性能記憶装置ですが、やはり機械の宿命、故障も多いものです。
ではどんな故障が多いのでしょうか。以下に挙げる原因の中で上になるほど代表的なものです。
・ディスク自体に傷がつく"クラッシュ"
ディスク盤面に読み取り装置であるヘッドと呼ばれる"腕"が接触することで起こるものです。
これは振動、落下などの衝撃により起こる場合と、老朽化、つまり使い続けていれば自然に発生する場合とがあります。
・ハードディスクをコントロールする基盤の不良
雷などの過電流により基盤が"焼き切れて"動作不能に陥ったり、電源すら入らなくなる場合があります。
パソコンの電源には必ず"雷害"防止用タップやヒューズ付きを選んで設置しましょう。
続きは後半で...。