最近は新しいOS、Vistaの登場で一気にワイド画面仕様のパソコンが増えた。
しかし、物理的に「横長」になっているのだから、映し出される映像も横に伸びて歪んで見えるのではないか、と思うのは自然なことだろう。確かにそのようなパソコンも存在する。しかしそれは比較的(Vista世代より)古いパソコンで専用のグラフィックドライバが対応していない場合に生じることなのだ。これはVistaではなくXPがプリインストールされているパソコンからアップグレードした場合によく発生する。純粋に”ハイビジョン(16:9・1920×1080)”とは呼べないのだ。必要があってどうしても歪まないようにしたい場合は画面のプロパティからアスペクト比を標準の(SDTV) 4:3・1024×768に変更したり、DVDプレイヤーソフトの設定を変更するといい。可能ならハイビジョン対応ビデオカードの増設もできる。