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Windowsの問題解決と珠玉チップス集 テラチップス(株式会社テラシステム監修)


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2007年6月 アーカイブ

2007年6月11日

フォルダに出所不明なファイルがある。

大変お待たせしました。
今回はファイルの見方をお送りします。
時々、マイドキュメントやDドライブ、C直下などに開けないファイルや意味不明なフォルダなどが出現する場合があります。
この場合一番危惧されるのはウイルスやマルウェアなどの悪戯を起こすモノの存在ですが、
大体の場合、これは当てはまらないことが多いです。
多くはアプリケーションやアップデートの際に発生する一時ファイルやバックアップなどの「カス」が原因です。これらは消しても問題ない場合が多いですが、あるアプリが障害を起こして復旧させようとしてもエラーになる場合などは、これら不明なファイルを消したためであることも多いので、そのファイルに関連付けられている拡張子はインターネットなどである程度調べることができるので気になって仕方ない場合などに徹底的に調べて消去するのも良いでしょう。一番安全なのは、そのファイルに「隠しファイル」属性を与えて、通常見えないようにすると大丈夫でしょう。

2007年6月12日

キーボードに関するトラブルシューティング

最近のことであるが、全くキーボードが機能しなくなることが頻発するようになった。
調べてみると、かなり最近、マイクロソフト製キーボードについてサポート情報が載せられていることがわかった。
「マイクロソフトのキーボードを使用しているときに発生することがあるキーボードの問題のトラブルシューティング方法」
https://support.microsoft.com/kb/258826/ja
見てみると至ってノーマルな対処法しか書かれていないが、あとがきにマイクロソフトのキーボード全種類オンパレード…Vistaってそんなにピンポイントで相性があったけな?と思うこのごろ。

2007年6月13日

デスクトップで"スタートアップ プログラムの一部が Windows でブロックされています" が表示される

Vistaベースのパソコンを起動すると、たまに"スタートアップ プログラムの一部が Windows でブロックされています"と出てドッキリすることがある。ウイルスか?と疑いたくなるがまず確認。
Vistaには、新たにユーザー アカウント制御 (UAC)という制限機能が追加された。Windowsに悪影響を与えそうなプログラムを事前に防御できるのだ。しかしその防御機構に引っかかるプログラムは以外に多い。解決方法は2通りある。
その1
1.通知領域にある、ブロックされたスタートアップ プログラム アイコンをクリック。
2.[ブロックされたプログラムの実行] をポイントし、起動するプログラムまたはサービスをクリック。
その2
プログラムまたはサービスを起動処理から完全に削除する。
1.[スタート] ボタンをクリックし、[検索の開始] ボックスに appwiz.cpl と入力し、Enter。
2.[プログラムと機能] の一覧にあるプログラムをクリックし、[アンインストール] または [変更] をクリック。

コントロール パネルの [プログラムと機能] を使用してプログラムを削除できない場合。
1.通知領域にある、ブロックされたスタートアップ プログラム アイコンをクリック。
2.[ブロックされたスタートアップ プログラムの表示または削除] をクリック。Windows Defender のソフトウェア エクスプローラが起動。
3.ソフトウェア エクスプローラ内にあるスタートアップ プログラムまたはスタートアップ サービスを見つけて、クリック。
4.[削除] をクリックし、確認のダイアログ ボックスで [はい] をクリック。

2007年6月14日

Windows Updateが異常に重い、終了しない。

インターネットに接続している環境で、何もしていないにもかかわらずマシンの挙動が異常に重いことがある。これはCPU(パソコンの脳ね)がフル回転しているためであるが、最近の原因として割と大きな割合を占めるのが、「Windows Update」である。
インターネットにつないでいるユーザにとっては非常に重要なプロセスであるが、自動更新に設定している状態であれば作業中であってもスキャンして持ってこようとするため、この機能に異常があれば上記のような事態に陥る。
対処法は非常に単純だが効果的。
1、パソコンが完全に起動しきる(デスクトップが表示され全ての常駐が起動する状態)前に下部タスクバーのスペース部分を右クリック。「タスクマネージャ」を立ち上げる。
2、素早く「プロセス」タブを開き、「メモリ使用量」と記してある部分をクリック、負荷の高い表示に合わせる。
3、しばらくするとsvchost.exeの一部が必ず上位に上がってくるのでそのプロセスを強制終了。
4、挙動が軽くなったら以下のURLの指示に従い修正ファイルを適用する。
https://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;937383

2007年6月20日

フロッピー内のデータが突然消えた!

パソコンを使っていて一番手痛いのは”データの消失”ではないだろうか。最近は使うこと自体が減ってきている感のあるフロッピーだが、今でも古きよきパートナーとして使用されている方も多いことだろう。ここで、いわゆる”団塊の世代”のお父様方がよく”やってしまう”ことをご紹介。
軽いデータしか持ち歩けないフロッピーだが、この手軽さは時に罠となる。
非常に多いのだが、フロッピーの”差分書き込み”は危険だ。すなわちフロッピーから直接Excelその他アプリケーションで開き、そのまま編集してしまうパターンがそれに当たる。
フロッピーディスクはそのファイルシステム上、”ランダムアクセス”な記録に向かない。
そのため、OSかかわらず不完全なデータ配列になってしまうことが多く、いわゆる”断片化”して正常なファイルとして認識できなくなる。”直記録派”なあなた、今すぐファイルごと本体に移動させて編集する方法をおすすめします。

2007年6月22日

熱暴走には定期的な対策が効果的。

夏が近づいてきました。

というかもう夏です。
そこでこの季節特に注意が必要になるのは「熱暴走」…これです。
最近は低電力で効率的な技術革新の恩恵で一時期のAMD対Intelの熾烈なクロックアップ競争時代に比べ熱に対する意識も薄れてきていますが、この季節はまだまだ油断できないと実感させられます。
さて熱暴走が起こるとどういった支障が出てくるでしょうか。まず、起動できない。起動できても非常に動作が重い、電源が勝手に落ちるなどの感覚的、物理的な障害が挙げられます。次にノートなどのCPU自体がパームレスト直下にあるようなパソコンでは、キーを打ってるだけでヤケドしそうになる。ほどHOTになります。ハッキリ言って長時間扱えません。そして何よりも、パソコン本体の寿命を縮めます。
そもそも、熱暴走はどうして起きるのでしょうか。1、熱量を多く発生させる(電力を多く消費する)CPUまたチップセットを採用している。2、高い負荷のかかる処理を長時間実行させている。3、環境が劣悪。(高温多湿、机の下などの狭い場所)4、掃除しない。これらが主に挙げられるでしょう。
中でも非常に現実味のある原因は3と4です。これからの季節、保障期間の切れているパソコンであれば、風通しの良い場所に持って行き、デスクトップであれば一気にパカッとケースをあけて埃を取り除き、ノートパソコンや一体型のパソコン(特にCPUクーラーがダクト式のもの)はエアクリーナーやエアゾールなどのアイテムを使ってきれいに掃除してあげましょう。物理的な掃除が苦手または不安な方、一度専門家に点検してもらうのも手でしょう。

2007年6月25日

Office IME 2007で漢字変換できない

Microsoft Office IME 2007 で文字を入力する際、変換候補の一覧にひらがなやカタカナのみ表示されて、漢字に変換できないことがあります。
対処方法は…
「辞書学習情報を消去する」
これで大抵改善します。
方法:
1、IME 2007 ツール バーの [ツール] [プロパティ] をクリック。
2、[辞書/学習] タブ[学習情報の消去] をクリック。
3、「学習情報の消去 この機能を実行すると、今までの学習情報がすべて消去されます。実行しますか?」とのメッセージが表示されたら「OK」をクリック。

2007年6月26日

ネットワーク速度が遅い

せっかくネットワークやインターネットを新調したのに、期待したほどの速度にならない場合があります。
原因としては、以下があげられます。
・ネットワーク上に今となっては”遅い”機器が存在する。
・OSが混在している。
・ネットワークに分岐(Hub)が多すぎる。
・ウイルスに感染したパソコンがネットワーク上に存在する。
基本的にネットワーク上の機器からの通信速度は、機器間のタイミングを図るために”遅い”機器に合わせようとします。これはパソコンでもHUBでもプリントサーバでも同じことです。このような要素をボトルネックといいますが、代表的なものに古いOSに添付されるNIC(ネットワークインターフェイスカード)の性能と、新しいギガビットイーサネット搭載のパソコンを同居させると、新しい機器の性能がフルに発揮されず、以前とあまり変わらない感覚に陥ることがあります。
また、ネットワークの設計も極力シンプルになるように工夫すると、速度低下のポイントが減らされ、問題解決の糸口が見つけやすくなります。
ウイルスの持つ危険性は説明も無用でしょう。ですが、大量のデータを攻撃に使うウイルスの存在はやはりネットワーク上の資源を奪うので、速度低下の原因となります。

2007年6月27日

どうしても消せないファイルがある

Windowsを使っていると、たまにどうしても消すことが出来ないファイルができることがある。
大抵は再起動やログオフで消すことが出来るようになるが、頑固なものはそれでも消せない場合がある。突然現れるファイルは多くが一時的にアプリケーションがバックアップとして使っていたものであり、当該アプリケーションが終了し、かつ再起動による初期化によってリンクが切れ、消せるようになるはずだが、なんらかの原因で常駐系のソフトウェアなどがそのファイルをアクティブにすることで消せなくなる。
権限の関連で消去できない場合は以下のユーティリティで消すことができる。その際は必ず怪しいと思われる(大抵は直前にインストールしたもの)ソフトウェアをアンインストールしてから使うようにしよう。

「Unlocker」https://ccollomb.free.fr/unlocker/

2007年6月29日

マルウェアとは?

マルウェア。○ウェアではない。しかしあまり聞きなれない用語ではある。
しかし実は最近の情報漏えい問題しかり非常に猛威を振るっているプログラムを総称した用語なのだ。
マル=malという表現…いかにも「悪」という意味である。それゆえマルウェアは「悪意を持ったプログラム」を意味する。
つまりウイルス、スパイウェアなど、故意に他人の資源を侵害し、被害と呼べる事態を引き起こすプログラムをひっくるめた言い方なのだ。
最近のマルウェアは非常に巧妙で、悪い意味で”よくできている”。
マルウェアの進化は時代と技術の進歩によりますます加速度を上げているといっていい。
意識のある人は意識のない人にその危険性を伝える。意識のない人も聞く耳を持つ。これが充実しない限りますますあらゆる情報は”拡散”してしまうと思う。

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