今日大半のパソコンメーカーが採用するディスプレイはLCD(液晶)です。これにより省スペース、コスト削減にも大きく貢献しています。
しかし事実上、”壊れやすいもの”という認識も同時についてきています。特に基盤系では色ムラ、ちらつき、パネル本体では一箇所または全体的な輝度低下、ドット抜け、液晶漏れがあります。メーカーによって故障箇所にいつも同じ特徴があるものもあります。
ディスプレイの故障の厄介な点は間違いなく”見えなくなる”ということでしょう。
再起動後、”見えなくなった”場合、どのような対処方法があるでしょうか。以下に示します。
デスクトップ:IBM、Fujitsuなどのスリム型では出力端子が2つある(DVI-D/DSub)ものがありますから、入手可能であれば変換アダプタなどで対処できます。AGPなどの内蔵バスのある機種であればAGPカードなどを挿して対処できます。(PCIバスでも同様)
ノート:ノートは基本的にプレゼンテーションに使うためにプロジェクタ出力用Dsubがついているものです。再起動する前にディスプレイにつないでおけば表示できます。