ウイルスによくかかる人が周りに一人ぐらいはいるのではないでしょうか。新しいパソコンをネットワークにつないだ瞬間、具合が悪くなったり、買い換えるたびにかかる人もいます。そういうひとはある地域に限ってウイルスが溜まっているのでは?と考えてしまいます。確かに度々かかる場合そのように疑ってしまいがちですが、同じ地域、同じネットワーク上にいる他のパソコンではまったくかからない場合もあります。ではなぜでしょうか。毎回かかる人にはいくつかの共通点があります。
1.インターネットにつなぐ際初期設定をせずに使用している。
2.ウイルス対策を有効にせずにそのままネットサーフィンしてしまう。
3.毎回同じ資源からデータを戻している…などです。
まず1ですが各メーカーでは初期電源投入時に何かしらのユーティリティを起動させて初期設定を促す案内を出すようにしています。これは広告などの不必要なものも含まれますが、機種特有のファイアウォール機能を有効にしたり、セキュリティアップデータなど防御に必要な機能をONにするなどの重要な作業を行う場合があります。パソコンを最初に起動させた際に、「必ず実行してください」などのアイコンが表示されていないか確かめてみてください。
2ですが、たいていのパソコンは60から90日間有効なアンチウイルスソフトの試用版が用意されています。しかし、購入から機能が有効になるように半分くらいで設定が止まっている場合がほとんどです。あとはユーザーが設定しなければ有効になりません。電源さえ入れれば有効になっていると勘違いされている方は以外に多いです。
3、パソコンを頻繁に買い換える方は特に、毎回同じ媒体、記憶装置から個人データを戻す場合が多いですが、これはウイルスを”リサイクル”する場合が多いので注意が必要です。データを戻したり他の媒体にコピーする場合は実施する前に必ずウイルス、スパイウェアのスキャンをかけることをお勧めします。