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Windowsの問題解決と珠玉チップス集 テラチップス(株式会社テラシステム監修)


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2007年4月 アーカイブ

2007年4月 2日

フロッピーの内容が読み出せなくなった

時にフロッピーからデータ(例えばExcel、Wordなど)を読み出そうとしたら、突然消えていた!ということを経験したことはありませんか?
フロッピーからデータが消える、また読めなくなる原因としては、物理的損傷の場合と、取り扱い方の両方があります。物理的の場合は落とす、割る、磁気に近づけるなどありますが、取り扱い方に問題があるほうが基本的には多いようです。
取り扱いの原因としては、アプリケーション(Excel、Wordなど)からデータを直接取り出し、編集、上書きする場合です。これはマイクロソフトからも正式に警告されていますが、元々フロッピーはランダムアクセス(部分的な上書き)には仕様上対応していないため、何度か部分上書きを繰り返すと結果的に消えてしまう(正しく書き込まれていないとシステムが判断してしまう)のです。
フロッピーに記録されているデータを編集したい場合には、該当のファイルをパソコン(HDD)にコピーしてから編集しましょう。

2007年4月 3日

限りなく復旧不可能な障害

パソコンの世界にも、病気と同じように治しにくい種類の障害が存在します。
その中でも、長年マイクロソフトが手を焼いている「病気」があります。
その名は、C000021エラー(UNKNOWN HARD ERROR)という障害です。
ブルースクリーンSTOPエラーと呼ばれるもののひとつですが、これは非常に厄介で、何が原因とも言いがたく、またどんな状況、構成で発生するかも不明な、まさに ”究極にブラックな” トラブルといえます。引き金は広範にわたり、ソフトのインストール、デバイスの追加、無理な取り外し、またキーボードの特定のキーを押しただけというものまであります。
現在、この障害はさまざまな場所で追及されていますが、先に述べたとおりあまりに原因が多岐にわたるため、事実上いたちごっこ状態です。そもそも、開発者であるメーカーがわからないものを使用者が解明できるはずもないわけですが…。
そこでアドバイスできることといえば、”定期的にバックアップを取る”、”起こってしまったらまず回復コンソールなどでスキャンディスクをかけてみる”くらいでしょうか…

2007年4月 4日

Windowsログイン時、テンキーが使えない。

Windowsログイン時、テンキーが使えず、わざわざNumlockキーを押してパスワードを入力している方も多いのではないでしょうか。
そこで、Windowsのレジストリを書き換えることによっていつも有効にしておく方法をご紹介いたします。
①「ファイル名を指定して実行」から、「regedit」と入力、レジストリエディタを開きます。
②”HKEY_USERS\.Default\Control Panel\Keyboard”の順に開きます。
③このキーの InitialKeyboardIndicators 値を 0 から 2 に変更します。
④「F5」を押します。
これでいつもNumlockを押さずにパスワードを入力することができます。

※レジストリの取り扱いは慎重に実施しないと、Windowsが起動しなくなるなど、深刻な状態に陥ることもがあります。取り扱いの際には十分注意して、自己責任にて操作願います。

2007年4月 5日

本体から警告音が出て、起動しません

パソコンを長い間使っていると、再起動をかけたとたん、本体のブザーから「ピー、ピー、ピー!」という警告音が出て、まったく起動しなくなることがあります。これは大抵の場合メモリー不良によるものです。
メモリーは正常な間であれば手で触れることのない部分ですが、メモリーの品質が著しく悪いと通常通り使用しているだけでもダメージが蓄積し、ついには壊れます。(正しくデータを送り出せない状態)
この状態になるとWindowsが起動している間は正常に稼動します(しているように見えます)が、再起動やリカバリーなどの設定変更、保存時にBIOSからの警告が発せられます。
リカバリーがどうしてもうまく終了しない時、起動が何度か失敗するときなどは疑ってみることをお勧めします。
メモリーテストユーティリティが以下のサイトから入手できますので一度はお試しあれ。

Memtest86+
https://www.memtest.org/
フロッピー起動用とCD-R起動用とが用意されているのでどちらかお好みの方を選んでください。

2007年4月 6日

「ファンクションが間違っています」というエラーでCD/DVD ドライブにアクセスできません。

「ファンクションが間違っています」というエラーでCD/DVD ドライブにアクセスできない場合があります。
この場合は、新しくドライブなどを交換した場合や、新しいパソコンに乗換えた場合に生じます。
以下の2つの場合が原因として挙げられます。
①Windows XPで、空のCD-RやCD-RWが挿入されている。
②DVD-RAMドライバをインストールした。(Windows XP 標準のCD 書き込み機能が無効に設定されている)
①の場合は製品の仕様である場合が多く、ドライブやベンダによって修正ファームウェアやドライバが提供されている場合があります。
②の場合は、ドライブなどを最新のものに入れ替えた場合に、「DVD-RAM Driver」をインストールすると、Windows XP 標準のCD 書き込み機能が自動的に無効になります。そのため、CD/DVDドライブにアクセスした場合にエラーとして検出されます。
以下の方法でWindows XP 標準のCD 書き込み機能を有効にすることでエラーを回避できます。(ただし、有効にしている間はDVD-RAMの書き込みはできませんのでご注意ください)

1.「スタート」-「マイ コンピュータ」をクリックします。
2.「マイ コンピュータ」画面が表示されるので書き込み可能なCD/DVD ドライブ上で右クリックし、表示されるメニューの「プロパティ」をクリックします。
3.「○○ドライブのプロパティ」画面が表示されるので、「書き込み」タブをクリックし、「このドライブで CD 書き込みを有効にする」チェック ボックスにチェックが入っていないことを確認します。

:上記条件にあてはまらない場合:
マイクロソフトでも複数の条件で現象を確認されています。
CD-ROM ドライブ、DVD-ROM ドライブまたは CD-RW ドライブにアクセスすると "ファンクションが間違っています" というエラー メッセージが表示される
[OFFXP]WindowsXP環境でCD-Rドライブに保存できない

2007年4月 9日

XP Professional起動時、「ようこそ画面」に今まで表示されていたAdministratorアイコンが消えた

Windows XP Professionalには、通常使用しているアカウント以外に、”Administrator”というトラブル診断、解決用アカウントが存在します。普通は”消える”ということはありませんが、レジストリの不具合などの何らかの要因によって消えてしまう場合があるようです。
「ようこそ画面」からログオン出来ない場合は、Ctrl+Alt+Delキーを2回押してログオン・ウインドウを表示し、そこにユーザ名とパスワードを入力することでログオンできます。
※XP Home版ではデフォルトでAdministratorが隠されていて、セーフモードでの起動時のみAdministratorでのログオンが出来るようになっています。

2007年4月10日

メールを送信できない(法人向け)

つい最近、迷惑メール防止の一環として、各プロバイダは「Outbound Port25 Blocking」という方式を次々と採用しています。これは、自社のプロバイダから発行されたメールアドレス(***@ocn.ne.jpなど)以外は自社の回線でサードパーティ製のメールアドレスからメールを送信できないようにすることで、偽装した迷惑メールを送信されるのを防ぐ仕組みです。
そのため、特に会社のホスティングによる独自ドメイン採用メールアドレスを設定しているパソコンからは、出先などからメールが送れないということが突然発生します。なぜ突然かというと、たいていはプロバイダからお知らせメールが送信されるのですが、特に見ない方が多いため、適用期日になった瞬間に送れなくなった、となるわけです。
この方式を採用されると、メールが送信される25番ポートが使えなくなるため、代わりのポートを使う必要があります。ここで使われるのが、サブミッションポートと呼ばれる、587番ポートです。メーラとプロバイダによって設定はさまざまですので詳しくは述べませんが、以下の設定を変更してください。
①アカウント設定のポート番号を変更する25→587
②BeforeSMTP(受信した後に送信する)設定に変更する
他に、プロバイダによってはSMTP認証を採用している場合があるので、設定には各社プロバイダのホームページから参照ください。

2007年4月12日

パソコンが不安定①

これからしばらくシリーズでご案内していきたいと思います。
パソコンは長い間使用していると、非常に不安定(正しく動作してくれない)になることがあります。
パソコンが不安定になる原因のひとつとして、ハードディスクのデータ量があります。プライマリパーティション(Cドライブ)の容量がメーカーによっては極端に少なく設定されている場合があります。Cドライブには一般的にはシステム(Windows)が入っていますので、システムは基本的にCドライブを使います。Windowsには仮想メモリというメモリの代わりに使われる領域が存在するために、Cドライブの空きが15%以下になると、空き領域をメモリとして使えなくなるため非常に動作が遅くなったり不安定になってしまいます。そこで、Cドライブには極力自作データを入れないようにし、常に余裕を持たせるようにしましょう。Dドライブや外付けに自作データを入れることで、Windowsがクラッシュした場合でも自作データは保護されるという利点もあります。

2007年4月13日

パソコンが不安定②

パソコンが不安定になる理由その2
周辺機器を新しく購入して、使用しようとしたところ起動その他が非常に遅く感じるようになったり、不安定になる場合があります。この場合は以下の手順にて検証してください。
①周辺機器を全て抜き、再起動してみて異常が残るか試す。
②①で異常が消えた場合、順番に接続して異常のある周辺機器を探す。
③①で異常が残る場合、WindowsXPであれば「スタート」-「すべてのプログラム」-「アクセサリ」-「システムツール」-「システムの復元」にて環境を以前の状態に戻す。インストールしたドライバを削除できる場合は削除する。
たいていの場合②で立ち直るのは稀です。③で復元できない場合もありますので、その場合は各周辺機器のサイトもしくは問い合わせをして更新されたドライバを入手してください。

2007年4月16日

パソコンが不安定③

パソコンが不安定になる理由その③
特に企業のネットワーク環境などでの場合、ネットワークに接続した途端、なぜか急にパフォーマンスが落ちてしまうことがあります。また、通常のグループだけで運用する場合は問題ありませんが、別の特定のパソコンがネットワークに参加した場合、全体的にパフォーマンス低下が生じることがあります。
これは、クライアント/サーバ構成の場合、サーバの同時接続処理能力(ボトルネック)のためにサーバOSのライセンスにかかわらずユーザが追加されるたびにパフォーマンス低下のきっかけになることがあります。(時間が経過すればサーバサイドのスレッド最適化により安定する)その場合は負荷を分散するためにサーバをクラスタ化(並列処理)するか、サーバ単体の処理能力を上げる必要があります。低下の原因がネットワークそのものにある場合もあります。通常、ネットワークはルータによって適切にルーティングされており、無駄なトラフィックや外部攻撃から保護されています。しかし、ルータの能力を超えるアクセスや、DoS攻撃などにより異常な負荷がかかる場合、サーバ(クライアント)との伝達調整がとれず、ハング(停止)してしまう場合もあります。その場合は、ルータをより能力の高いものに交換するか、ギガビットイーサネットなどのより転送速度の速い伝送路に交換するなどの対策が必要になります。加えて、ただのワークグループ構成の場合でも速度が落ちる場合はそのクライアントがウイルスに感染している場合も考えられるので、ネットワーク経由にてスキャンしてみる必要もあるでしょう。

2007年4月17日

DVDやCDなどの光学ディスクが読めない

パソコンの性能いかんにかかわらず、時折CDやDVDを挿入しても何の反応もない(読み出せない)場合があります。
これにはCD,DVDディスクなどのメディア自体に不良がある場合と、ドライブなどのハードウェアに原因がある場合とがあります。
ディスク自体についてですが、これは比較的容易に原因がはっきりします。まずは傷、曲がり、もっと根本的にはCD-R/RWなどに使われている感光物質の質も読み取り精度に影響します。また一昔前のライティング(書き込み)時のオーバーライト(書き損じ)によっても正しく読み込めない場合があります。よって、弊社テラシステムのバックアップポリシーにもかかることですが、CD-R/RWの書き込みによる保存は上記のように不確定要素が多いのでバックアップとは呼べません。
記録デバイス(ドライブ)に起因するパターンはドライブの故障も考えられますが、多くの場合、単純ですがレンズの汚れがあります。次いで多いのがドライバやファームウェアの更新により改善する例です。これらの改善策をとってまだ読めない場合は故障を疑ってもいいでしょう。余談ですが以外と空のディスクを入れていたとかCDドライブにDVDディスクを読ませようとしていた…ということもありますので初心者をサポートする場合はご注意を…。

2007年4月18日

バッテリーが使えなくなりました(充電がもたない)

特にノートパソコンで言えることですが、一年も使い続けているとACアダプタから抜いた途端落ちてしまったり、もっても1時間というケースがあります。近年バッテリーが高性能になってきているとはいえ、充電池に共通の原則は変わっていません。すなわち、過充電は電池の寿命を縮めてしまう、ということです。特に据え置き型に近いA4フルサイズノートは机の上に置いたまま使用し続ける場合が多いですからACは常に接続したままということになります。電池の劣化を防ぐにはまめにACを抜き、空になる直前に充電を始めるサイクルを作る他ありません。ノートは停電にも対応できるバッテリーが大きな特徴ですので、この性能を長持ちさせることは以外に重要です。

2007年4月19日

リカバリーを開始するには?【ファンクションキーについて】

最近、メーカー製パソコンで、BIOSセッティングだけではリカバリーユーティリティが起動しない場合が多くなっています。その場合はF(ファンクション)キーにて起動することになりますが、これが各メーカーによってバラバラなので以外に厄介です。ほとんどのメーカーはF11なのですが、東芝Dynabookでは「C」、最近のSONYVAIOではBIOSユーティリティに組み込まれている場合もあります。他にもHDDリカバリーとCDリカバリーによって同じメーカーでもF8であったりF12、DELであったりします。最近取り扱い説明書が本で付くものも少なくなっていますが、その場合でもパソコンが起動しなくなったときに備えてルカバリー方法だけでも印刷してストックしておくと役立ちます。

2007年4月20日

Administrator権限でログインできない

トラブルシューティングや障害の特定のためにAdministrator権限にてログインしたい場合がありますが、普通にログインしても「ようこそ」画面になかったり、WindowsXP ProfessionalでもAdministratorアカウントがないことがあります。この場合の原因として、前者はOSがHome Editionで、デフォルトでAdministratorが表示されない仕様となっています。セーフモードでログインすると表示させることができます。後者はAdministrator自体が他の名前(特にFujitsu製のパソコンでOwnerなど)で置き換えられているためです。そのままAdministratorとして権限を行使することができます。

2007年4月23日

「MSOE.DLL を初期化できない」と出てOutlook Expressが起動しない

これは以前のメールを新しいパソコンに移動したときなどに生じます。原因は主に3つあります。
1・Folders.dbxなどメールストアファイルが破損している
2・.dbxファイルの属性が読み取り専用になっている
3・サーバ環境で、.dbxファイルのパーミッション(アクセス権)に制限がある
滅多に起こらないエラーではありますが、Outlook Express起動時エラーコード0x80007114や0x800ccd01などが出る場合、疑ってみる価値があります。

2007年4月24日

USBデバイス-挿抜にはご注意を

近年急速に一般的になっているUSBデバイス。その魅力の理由は昨今の低価格化と圧倒的な使いやすさ、手軽さにあるでしょう。特に売れているサム(指先)ドライブなどがその代表です。
ですが、最近、このインターフェイスにからむトラブルが相次いでいます。
U(ユニバーサル)S(シリアル)B(バス)というように単線(通路がひとつ)のみで情報を送り届けることができるのが特徴で、機器を選ばない柔軟さ(ユニバーサル)、高速化、小型化、無電源化することが可能となっています。
実は、上記の最後、「無電源化」これが昔にはなかったトラブルを生み出しています。
USBはホットプラグといって、パソコンの電源が入った状態でもOSの進化によりプラグ&プレイで認識できるようになっています。さらにバスパワーといって機器に必要な電源をある程度は供給できます。
しかしこのために、正しい抜き方をしないとメモリー内の情報が消えてしまったり、カードなどの薄板化したような機器では内部の配線が焼き切れることがあり、破損することもあります。
ここまでは一般的に言われている事柄ですが、USBには別の致命的な罠があります。一般的なデバイスでは挿入するとインストールという形でパソコン内に機器を登録するプロセスが働きます。この場合でも機器のACアダプタをコンセントに差し込まない限り上記の機能は働きません。しかしUSBでは、小型であり自分で電源を供給できるため、挿した瞬間パソコン内の登録が始まります。登録にかかる時間は各デバイスによって異なります。それゆえにこのプロセスの実行中(特に起動、終了シーケンス中)、無理な挿抜しが生じると起動に必要なレジストリ情報が破損したり、UNKNOWN HARD ERROR(4/3の記事参照)を引き起こす場合があります。非常に頻繁に使われる機器であるため、ついルールを破って抜き差ししてしまいがちですが、割と大変な結果になる隠れた危険があるので、急いでいるときには特に注意して取り扱うことをおすすめします。

2007年4月25日

リカバリーディスクがない機種がある

いざというときのためにあるリカバリーディスク。
しかし”いざ”というときにないのがリカバリーディスクでもあります。
ところが最近一部のパソコンではリカバリーディスクそのものがないものが出回っています。
その先駆けはNECのNXシリーズで、コスト削減によるパソコンの低価格化に一役買っているだけでなく、CDブートなどのわずらわしさから開放されるために近年広く採用されています。
しかしデメリットもあります。HDDに”再構成”用のデータが入っているためにクラッシュなどの物理的な故障では再起不能になる可能性があるということです。これを防ぐために各メーカーは再セットアップ用ディスク作成ツールなどを用意していますが、たいていの場合気付かれずに放置されるケースがほとんどです。再構成用データの入った領域は通常では隠されていますが、「コンピュータの管理」から「ディスクの管理」を参照するとC領域の前にRESTORE(EISA構成)と書かれた領域が存在していることを確認できます。もしお持ちのパソコンにリカバリーディスクがないことに気付かれた場合は、ハードディスクリカバリーの可能性を思い出してください。

2007年4月26日

コンピュータウイルスには溜まり場がある?

ウイルスによくかかる人が周りに一人ぐらいはいるのではないでしょうか。新しいパソコンをネットワークにつないだ瞬間、具合が悪くなったり、買い換えるたびにかかる人もいます。そういうひとはある地域に限ってウイルスが溜まっているのでは?と考えてしまいます。確かに度々かかる場合そのように疑ってしまいがちですが、同じ地域、同じネットワーク上にいる他のパソコンではまったくかからない場合もあります。ではなぜでしょうか。毎回かかる人にはいくつかの共通点があります。
1.インターネットにつなぐ際初期設定をせずに使用している。
2.ウイルス対策を有効にせずにそのままネットサーフィンしてしまう。
3.毎回同じ資源からデータを戻している…などです。
まず1ですが各メーカーでは初期電源投入時に何かしらのユーティリティを起動させて初期設定を促す案内を出すようにしています。これは広告などの不必要なものも含まれますが、機種特有のファイアウォール機能を有効にしたり、セキュリティアップデータなど防御に必要な機能をONにするなどの重要な作業を行う場合があります。パソコンを最初に起動させた際に、「必ず実行してください」などのアイコンが表示されていないか確かめてみてください。
2ですが、たいていのパソコンは60から90日間有効なアンチウイルスソフトの試用版が用意されています。しかし、購入から機能が有効になるように半分くらいで設定が止まっている場合がほとんどです。あとはユーザーが設定しなければ有効になりません。電源さえ入れれば有効になっていると勘違いされている方は以外に多いです。
3、パソコンを頻繁に買い換える方は特に、毎回同じ媒体、記憶装置から個人データを戻す場合が多いですが、これはウイルスを”リサイクル”する場合が多いので注意が必要です。データを戻したり他の媒体にコピーする場合は実施する前に必ずウイルス、スパイウェアのスキャンをかけることをお勧めします。

2007年4月27日

ハードディスクの寿命はどれくらい?

パソコンを使用する人にとって最も気がかりなのは「大切なデータが突然消えないか」ということではありませんか?特に最近はハードディスク(以下HDD)の容量が格段に大きくなり、300GBなどのHDDもずいぶん一般的になってきています。しかし、HDDの故障による情報の消失、ダメージを考えると、昨今の大容量化もあまり喜べません。基本的な構造は変わっていないのですから。
そもそも、HDDの基本的な寿命はどのくらいなのでしょうか。HDDの寿命=パソコンの寿命と思っている方は多いですがそれは間違いです。パソコンの寿命は昔とほとんど変わらず高品質でありメンテナンスさえきちんとこなしていれば10年でももつものです。しかしHDDはパソコン内で唯一の(DVD-ROMドライブなどを除く)可動式装置なので動いているものの磨耗などの機械的損傷は避けられず、車と同じように必ず壊れます。現在、パーソナルユースのHDDの平均寿命は5年といわれています。SCSI/HDDなどのサーバ仕様HDDは10年程です。最近ではSATA(Serial Advanced Technology Attachment)などの新製品が出回っていますが、いまのところ故障率はIDEとあまり変わらないようです。
データ消失の回避大原則はバックアップですから、確実に実施していく必要はありますが、現在アクティブな機器の製造年月日もチェックしておくと、より確実なデータ保全計画を立てることができます。

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